大学の男声合唱団に所属するベースマンの日々思う事など。映画の話や音楽の話も多少。

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お引越し [2006年01月24日(火)]


 早くも期末試験がすべて終わった。いろいろ終わった。まぁ気にしなさんな。

 で、だ。かねてより引っ越し作業をしていた新ブログをお披露目します。以下のアドレスへ。
 タイトルは同じ「そして夢みる」、内容もここのをそのままコピーしたので完全に移行します。

 http://saishikawa.blog46.fc2.com/


 ここにはお世話になった。本当に使い勝手は良かった。しかしやはり、重かった。
 このブログは消しません。このまま残しておきますが、でも更新はたぶん、しません。
 万が一、ここをお気に入りなどに加えてくだすっている方がいらしたら、変更しておいて下さいお願いします。
 また、ご面倒をお掛けしますがもしブログやHPをお持ちの方でここをリンクして下さっていた方も、そのアドレスの修正をなにとぞお願い致します。

 では・・・。       いしかわさとし
Posted at 14:15 | Diary | この記事のURL | Clip!!

告知 [2006年01月18日(水)]


 どうもみなさん、ご無沙汰しております。石川です。

 このブログも随分と長い事やってきましたが、どうにもDRECOM Blog では負荷が掛かって重いという事なので、ちょっといま移転を考えています。

 実はもう移転先も決めてあり、古い記事などを手直ししながら鋭意引越し中ですが何分大学の方も試験期間に差し掛かっているものですので、もうしばらく経ったらここで新しいアドレスを皆様にお知らせできると思います。

 リニューアルしてからも「そして夢みる」をよろしくお願い致します。

 では・・・
                                 2006年1月18日    いしかわさとし
Posted at 11:25 | Diary | この記事のURL | Clip!!

定期演奏会レビュー3 [2005年12月07日(水)]


 15時30分、開場。俺の仕事はフロントで合唱団の招待者受付をする事。早稲田グリーの次期部長、菊池さんと席を隣にし、招待状の葉書を持ってくる合唱団の方々を迎えた。オンステするOBの方々もロビーに控えていて、次から次へと訪れる知り合いに「お久し振りです!」「アッラ〜○○さん!ご無沙汰!」などと声を掛け盛り上がっている。みるみるロビー内が人で溢れ、今日の盛会を期待する。開場してからの一時間など飛ぶように過ぎ、開演10分前のところで菊池さんに後を託し、ブレザーに着替えて舞台袖へと急ぐ。本ベルが鳴る直前、いつものようにベース全員が拳を集め、円陣を組む。この目の前の緞帳が上がったら、もう逃げも隠れもできない。

 16時30分、開演。「慶應義塾 塾歌」を歌い上げた。塾歌の練習にはあまり参加した覚えがないが、本番で鳴った音になかなかの満足感を覚える。歌っていて気持ちよく、パート全体でビリビリする感覚。良い滑り出しである。幕が下りた直後、バリトン一年のMクンのブレザー胸ポケにペンが・・・本人、ビックリ。俺もビックリ。お客さんの中で、気が付いた人はいたんだろうか?

 第一ステージ「雪明かりの路」は、音程をキープする事や発音をクリアにする事など歌う前から課題が山積みだったが、良い音楽を表現できた様に思う。終演後、「四連の時よりさらに良かったよ」、と方々から褒められた。「雪明かりの路」は多分、今回の定期演奏会で一番難易度の高い曲だったと思う。個人的には練習を重ねれば重ねるほど逆に上手に歌えなくなる、そんな怖い曲だった。だから第一ステージで山は越えたと言っても過言ではなかったし、どの曲よりも長く、多く練習してきたんだなぁ、それが今終わったんだなあ、と頭の片隅では思っていた。

 第二ステージ「白い歌 青い歌より われもこう」は、個人的に4つのステージの中では最も肩の力を抜いて臨めるステージだった。曲の構成もオーソドックスで(だから北村協一先生は「どれもこれも似たり寄ったりになりがち」と言ったんだろうが)、胸にシンとくる曲もあれば軽快な曲もあり、終曲の「卒業」などは思い入れたっぷりに歌える曲。アンケートをざっと読んだところ、「"卒業"を聴きに来ました!」というコメントも意外と多かった。5曲目の「就職」で、普段は出だしのベースの音を始める前にピアノで鳴らしてもらうのを、本番ではカットされていた。ピアニストの田中さんのちょっとオロロッとした様子が見て取れたが、はっきり言って俺も焦った。結果オーライだったからいいけど。

 第三ステージ「ゆうやけの歌」。今回は佐藤指揮者の意向で「ゆうやけの歌」に入る前に「Beau Soir」というフランス語の歌を挿入、対照的な曲調を演出し、歌っている側としても気持ちが引き締まった。本番が一番の出来だったんじゃないかな。集中力が半端じゃなかったし、なにより人見記念講堂の響きが気持ちよかった。「じゃかじゃん」の残響が消えていく様子がありありと聴けて、効果を実感できた。
 このステージで、ワグネルの正式なコンサートとしては初めてソロを歌うチャンスを得た。ソロといっても実はふたりなんだが、列を抜け出し数歩前に進んで、二階席に向かって歌う「ゆうやけ つるとかめがつべった」。カチカチになっていた事は覚えている。客席を見ているはずなのに、なぜか何も映ってなかった、だけど佐藤先生の姿だけは妙にはっきりと、視界の端で捉えられていた。あの時、頭の中に思い描いた夕焼けは、数年前にアリゾナへ旅行した時に眺めた夕焼け、それもサボテンの林立する小高い山の頂上から見下ろした、地平を飲み込もうかという位の規模の夕焼けだった。

img20051206.jpg

まさにこれ。夕焼けの上に宇宙が広がる様な。



 第四ステージ「さまよえるオランダ人」。OBも現役と同じ灰色のブレザーを着込み、グランドピアノ2台、ウィンド・マシーンが用意されるメインステージ。幕の外側では畑中先生のトークが続いていて、客席の雰囲気が伝わってくる。もっとも舞台にいると、マイクの音がぼやけて明瞭に聴こえないのだが。冒頭、不気味な雰囲気で始まる合唱は、次第に激しさを増していく。第二楽章ではゼンタ役のソプラノ・ソリスト、大川隆子さんが舞台に登場する。そりゃね、NYのメトロポリタン・オペラで観た「Flying Dutchman」のゼンタと比較するのもどうだか、だけど、やっぱね。ここを見てる団員から叩かれそうだが、あれが大川先生の限界かなぁ。ステージは第三楽章へ。立ち位置を移動し、現役ノルウェー人とOBオランダ船員との掛け合いに入る。終盤、オランダ船員の合唱に現役のテナー系が重なっていく「Yohoe---」がしびれる様に決まると自然に笑みがこぼれてしまう。この部分は練習ではしびれたりしびれなかったり、だったので本番では上手くいってほしいなと思っていたが、凄まじきモノだった。かつてない、一番の音だった。気分が最高潮で終盤まで歌え終える。移動により舞台の中央にいたおかげで、あの超重厚な音に包まれていたのは幸せ以外の何物でもなかった。

 アンコールを終え、ついにストームまでくる。その幕が上がる直前、隣に立っていた次期学生指揮者・山岸さんのコンタクトが外れ、奇跡的に発見し奇跡的に付け直し、直後に緞帳が上がる、というイベントもあった。「若き血」、「我ぞ覇者」などを歌っていると、どうも隣の様子がおかしい。しきりに顔をさわり、歌も歌っていないようだ。さてはまたコンタクトが落下して往生しているのか、と心配になり、「我ぞ覇者」を終え観客が喝采している時に、客席を見たまま「大丈夫ですか?」と声を掛けてみた。なんという勘違いだったろう、彼は泣いていた。上級生への積もる想い出が一気に込み上げたのだろう、彼は歌うことも忘れ泣いていた。そして泣いたまま指揮者の交代へと臨み、「丘の上」を見事演奏し終え、我々の定期演奏会は、大喝采のうちに幕を閉じた。



 打ち上げ時、ベース・パートリーダーを務めていた佐々木さんに花束を贈った。最後の数ヶ月、いろいろな方面からプレッシャーを受けていたであろう先輩は静かにそれを受け取った。「まさか花束をもらえるとは思っていなかった――」と言う彼の声は、震えていた。

...Fin
Posted at 11:18 | Diary | この記事のURL | Clip!!

定期演奏会レビュー2 [2005年12月06日(火)]


 大久保先生の発声練習はいつも通りに進んでいく。いつもと違うのは、普段は幼稚園やお寺などで声を出しているのが、立派な演奏ホールを使っている、という点。手拍子ひとつでも、明らかに響き渡る。さすが人見記念講堂。いつも狭い練習場で稽古しているのだが、個人的にいつも心掛けていたのは仮想の舞台に立っているつもりになって、見えない二階席に向かって声を飛ばす意識である。それが今日は自分の眼に、ホンモノの二階席が映っている。常日頃のイメージトレーニングが生きてるなぁ、と声を出しながらしみじみ思った。毎回、ああいう会場を使って練習できたら、凄まじい勢いで上達できるんだろうなあ、と思わずにいられなかった。

 大久保先生の発声練習を終え、休憩もそこそこに第二ステージの「われもこう」のリハーサルへ。終曲に入る頃に、サブ責が寄って来て指揮者の先生をお迎えに上がるというので中座して着いて行く。昭和女子大の正門前で立ち尽くす黒スーツのふたり組。アヤシイ。土曜日だったけれど大学はあったようで、女の子がたくさん往来していた(女子大だから当たり前)。女子大生もいれば女子高生、中学生もいたかな。それだけに浮きまくる我らスーツメン。先生方は12時半に来るはずが20分ほど遅刻され、身体が少し冷えてしまったが、そんなのはおくびにも出さず。その間、団員はお昼御飯を食べていた、と。俺やサブ責の齋藤さんは腹を空かしたまま、1時からの「ゆうやけの歌」のリハーサルへと直行。

 すべてを通さず、要所要所だけをピックアップしてリハが終了。今回は幸運にもソロを獲得できたので、その立ち位置、タイミングなども計りつつ。ソロの部分、なんだか前より声が出ないなぁ、と気になったけど、本番までもう練習する時間もないのでイメトレで補う。そして言い聞かせる ――大丈夫、俺は本番型なんだ。

 腹は減っているが、まさか抜けて食いに行くなんて出来ない。控え室の俺のカバンの中では、オニギリふたつと鮭鮨弁当が俺に食べられるのを今か今かと待っている。「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」という太宰治の言葉を思い出す。この場面で転用されるとは、太宰氏も不本意であろうが・・・。

 またまた休む暇なく、今度は畑中先生のリハーサルへ。まず第一ステージの「雪明かりの路」をサラッと通し、続いてOBを入れてメインステージである「さまよえるオランダ人」のリハーサル。一気に舞台上の人数が増大し、振り返ると人が多い事・・・壮観であった。現役のあの人数であれだけ響くホールだ、この人数でffを出せばどうなる事か。出だしの「yoho--hoe-」で、思わず顔がニヤつく。この場に立てる事、これは本当に幸せな事だ!幸せだけど、腹は減った。

 リハーサルが終わる間際、責任者の林さんが下手から花束を持って登場。俺が花屋に予約しておいたヤツだ。「実は今日、ピアニストの谷池先生のお誕生日です」の一言に団員&OB一同、同時に喚声を挙げる。オランダ人のステージで谷池先生と連弾される前田先生がすかさず機転を利かせて「Happy Birthday」の前奏部を弾き始め、100人での大斉唱。名前をいうくだりに来て、「うっ、なんて言えばいいんだろう」と思ったが、妙案が浮かばず仕方なく「・・・ハッピバースデー ディア タニイケセンセー」などと字余りにしてしまった。畑中先生も「で、いくつになられたんですか?」などとからかい場内は暖かい雰囲気に。一連のリハーサルに手応えを感じ、ついに解放される。齋藤さんと控え室まで行き、昼食まだな人同士、急いで食べる。あと10分で今度はフロントに行って、開場の準備をせにゃいかん。もうあと一時間もすれば、定期演奏会は開演するのだ!

Stay tuned, "定期演奏会レビュー" will be back as "定期演奏会レビュー3"...
Posted at 21:13 | Diary | この記事のURL | Clip!!

定期演奏会レビュー1 [2005年12月05日(月)]


 さて遅くなったが12月3日に開かれた第130回定期演奏会について書いてみる。

 あの日は特に天候に恵まれた。昨年の定期演奏会では折からの悪天候で集客に響き苦い思いをしたのだが、今年は見事な晴れ模様。フロント要員のため現地集合8:50、そのために6時に起床して(過去3ヶ月で最も早い起床時間)、冷気をも心地よく肌に触れさせ人見記念講堂までの道を行く。先生方の楽屋に用意する備品が揃っていなかったのでコンビニで紙皿や手拭を購入し、自分の分の昼食を手に、到着したのは集合時間ぴったり。もう今日という一日は動き始めている。何人もの団員がスーツに身を包み、準備を進めていった。

 まずレセプション会場になる食堂の場所を確認。とはいっても場所が分からず結局確認できずじまい。楽屋準備の手伝いをサブ責任者に任せっぱなしだったので確認もそこそこに会場に舞い戻り、買ってきた品々やお菓子類を手に楽屋Aへ。果たして先輩はそこにいて、セッティングを共に進めた・・・が、あろう事か持参した湯飲みの数がひとつ足らん事が判明し、2秒ほど呆然とする。誰かに買ってきてもらおうか、しかし一般団員の集合は10時で、今からでは間に合わない。人見にはまったく茶碗等が用意されていないので、ここはミスった俺が何とか走り回って買ってくるしかない。有り得ないミスだった。事前の詰めと確認が足らなかった。ほとんどの団員はこの事を知らない。思えば楽屋準備だとか、(責任者の仕事だが)感謝状の用意だとか、なかなか陽の目を見ない地味な仕事が多いけれど、地味なわりにかなり重大な仕事なので詰めを誤るとしわ寄せが痛い。ご迷惑をお掛けしました。

 という事でステージ作業で忙しいゴルゴさんのもとへ飛んで行って知恵を借りる。こういう時はゴルゴさんに訊けば何とかなる、というサブ責の助言の通り。
 ステージ袖ではゴルゴさんらステマネ一派が、団旗の付け方について会場のスタッフからケチをつけられている最中。ひたすら「これだとめくれちゃうよ。角材も持ってこないなんてネェ」などと文句を言われて、心なしかブスっとしたゴルゴさん。ステージへ歩き始めた先輩に恐る恐る話し掛ける。

 「あの、ゴルゴさんお訊きしたいんですが」
 「なに?」
 「このあたりで・・・ゆのみ、などを買える場所をご存知ありませんか」
ゴルゴさん立ち止まる。
 「湯飲み・・・!?」
 「はい、湯飲みです。」
そこからが的確だった。
 「ここらだったら西友かな。そう駅前にあるヤツ。あのあたりには百均もあるから買えるんじゃん」

 餅は餅屋、情報は情報通。おかげで助かった。ハレルヤ、ゴルゴさんに幸あれ。

 すぐに飛んで行って開店と同時に入店。手頃なものを見つける。ついでに茶葉を入れる空き缶も購入。そして本日はピアニストである谷池先生のお誕生日という事で、責任者の林さんからお祝い用の花を予約してきて、と頼まれたので途中の花屋で事情を説明し、12時に取りに来るので派手なのをお願いします、と注文。受け取りに行ったのが林さんだったので、出来上がった花束はリハーサルの時に初めて見たが、それはそれは大層なものだった。ナイス。

 急いで楽屋へ戻り、セッティングを終える。買い物をしていた関係で、休む間もなく大久保先生の発声練習へ。これが始まれば開演まで休まる事はない。もっとも、開演後はもっと休まらないのだけれど。一般の団員も終結し、いざ、人見記念講堂の舞台にキャストは揃った。

Coming up next, it's "定期演奏会レビュー2"...
Posted at 12:59 | Diary | この記事のURL | Clip!!

微笑ましいニュース [2005年12月02日(金)]


 なんとなく、読後に幸せ感が残るニュースだった。

 from. Yahoo! News 2005.12.1


米から仏へ「密航」した猫、ビジネスクラスで帰国へ

 [ニューヨーク 30日 ロイター] 米ウィスコンシン州アップルトンの自宅から行方不明になって約1カ月後にフランスで発見された迷い猫が、コンチネンタル航空<CAL.N>の好意によりビジネスクラスでパリ空港からニュージャージー州ニューアーク空港まで帰ることになった。同社の広報担当が30日、明らかにした。
 エミリーという名のこの猫は9月末、自宅を抜け出して配送センターに迷い込み、ベルギー行きの貨物船に乗り込んだとみられている。
 フランスのナンシーにある包装会社の従業員が、行方不明になって約1カ月後に猫を発見。これをコンチネンタル航空が、猫の付けていた名札を元に飼い主に連絡を取り、ビジネスクラスのシートを提供することに決めた。
 猫はこれまでの1カ月間フランスの検疫所で過ごしていたが、1日に客室乗務員に付き添われ、晴れて帰国の途につくという。
 食事のメニューは、まだ決まっていない。



 この「食事のメニューは――」の一節、いいなあ。この記事を書いた人、なんだかユーモアがあるじゃないか。しかし派手に迷った猫だな。うちのマルも昔、年末に迷子になった事があったが大晦日の日に帰ってきたんだよなあ。しかし国外にまで迷うとは・・・インターナショナル・キャットですね。

 今はどこの国でも海外からの動物持ち込みに対して規制が厳しくて(狂犬病などの感染を恐れるため)、この猫も検疫所で一ヶ月も足止めを食らっていた様だが、この期間は飼い主から離れてずーっと空港の検疫所内で過ごさなければならず、なつっこい犬などはあまりの辛さ、寂しさから飼い主不信になったりするそうだ。我が家のマルもニューヨークから帰国した際、2週間ほど検疫所に入ったが(国によって期間などは違うのだ)、ちょくちょく家族が空港まで会いに行っていたので、なんとか乗り切れた様だ。ま、とはいっても猫だから、気ままに昼寝ばっかりしていたようだが。

 でもよ、このエミリーちゃんに対してビジネスクラスのシートなんて用意しても、猫がそこにおとなしく座ってられるワケないんだけどなあ。きっとカゴか何かに入れておくんだろうが、「それだったらビジネスだろうが何だろうが関係なかろう」、などと冷たいツッコミを入れてしまったら面白くない。ユーモアにはユーモアで応えるのが世界だ。コンチネンタルも商売が上手いというか・・・。

 これが猫じゃなく人間だったら逮捕モノ。つくづく、世界というのは面白いものだ。
Posted at 09:25 | Diary | この記事のURL | Clip!!

ハロウィーン [2005年11月10日(木)]


 既にこの時点でお断りしとくが、俺は別にコスプレを推進する人間じゃあねえんだ。
 と同時に、コスプレ願望のある人間でもないんだ。断じて!!

 
 さて・・・

 そういえば10日前はハロウィーンだったんだな。今年は全然、意識してないうちに過ぎ去ってしまった。もともと日本ではそんなに盛んではないイベントとは言われてるし、実際に街中を歩いていてもあまりハロウィーンっぽい装飾とかはなかったけれど、個人的にゃクリスマスやバレンタインデーに匹敵するイベントだったので少し寂しいね。春先のイースター然り。
 どうもアレだ、ハロウィーンやイースターが日本で人気ないのは、カップル受けがあまり良くないかららしい。ロマンチックになれないんだと。まぁイースターはその理由が通るとして、ハロウィーンなんか一部の人達には非常に受けがいいんじゃないの?だって一年の中で、胸を張って堂々とコスプレできる日なんですよ?そういう刺激を求めてる、あるいはアブノーマルな一日を必要としているカップル、いそうなもんじゃんね。
 それに常日頃からゴスロリだのアニメのキャラだのの衣服を身に付けてらっしゃる方々、ハロウィーンこそ皆様の腕の見せ所、まさにあなた方のためにある様な日ではないか!?


 まぁここで冒頭の注意書きに戻る。残念ながら俺は原宿や渋谷で歩いてそうなコスプレはちょっと脳が情報処理できない領域なのでいいも悪いもないんだが、実際、「コスプレ願望はゼロだ」と言い切れるか、というと、「ゼロではないが、1〜2くらいあるかな(/100)」くらいの興味はあります。ほんの2%ね。
 だって一年に一度のハッチャケル日だぞ。アメリカではみんなこの日を待ち望んでいて、今年はどんな格好をしてみんなを驚かせようか、と密かにアイディアを練っているんだ。ハロウィーンで「Trick or Treat!」とか叫んでお菓子をもらうのは中学生くらいまでだけど、案外、付き添ってくる高校生くらいのお兄ちゃんとか親もしっかり仮装してはしゃいでたりする。むしろ子供以上だったり。みんなが童心にかえる日、それがハロウィーンなんじゃねえのかな。

 だから俺も、ハロウィーンの日限定で、毎年とっておきの仮装を用意して学校へ行ってたわけです。こういうお祭りイベントでは気合入るからね、俺は。アメリカの大抵の学校では10月30日に「ハロウィーン・パーティ」なんてのを全校を挙げてやったりするので、まるで時代をスライドさせた仮面舞踏会。インディアンがいたり、お化けがいたり、マイケル・ジャクソンがいたり・・・なかなか手の込んだ事をやってきます。


109-0962_IMG.jpg


さて俺はいったい、どれだ?




なんかレイザーラモンHGみたいな顔だな・・・
Posted at 08:06 | Diary | この記事のURL | Clip!!

親父の座右の銘 [2005年11月09日(水)]


 今日はひとつ、座右の銘の話を。といっても俺のではなく、親父が以前話してくれた事からヒントを得て、だけど。

 親父が俺に熱っぽく説いてくれた言葉とは、これである。


tyokan.gif


やって見せて 言って聞かせて やらせて見て ほめてやらねば 人は動かず

山本五十六



 山本五十六 ―― 戦争気運の高まった旧日本海軍において太平洋戦争の開戦に頑なに反対し、いざ開戦してしまった際には軍人として、冷静な分析から導き出される作戦を展開。その達観した哲学は後世になっても強い支持を受けており、ニューギニアで撃墜され戦死した際には、国内のみならず海外からも惜しみの声があったという。戦中日本において存在が際立って光る、名将である。

 親父は以前、帰宅するなり毛筆コピーの紙をテーブルに広げ、熱っぽく俺に説いたのだ。
「この言葉にはビジネス社会にも応用される大事な要素がある。特にこの"ほめてやらねば"という部分には、戦中に生きた人とはにわかに信じ難いほどの、先見の明があると言えるな」


 部下を動かす、いや人に何かを伝授する方法としては、「言って聞かせる」事が最も容易い道だろう。他人の失敗・短所というのは非常に見えやすいもので、「君は〜〜が足らんね、こうしてみろ」と、本人では気が付かない様な指摘をする事ができる。

 ただ、「百聞は一見に如かず」という諺がある様に、言葉だけではなかなか理解するのが大変だ。そこで自ら手本を示し、相手が踏むべき課題を示唆する、これが「やって見せて」。これは自らがしっかりとした手本にならねばならず、また相手も納得する様な模範でなければついて来ないので、まずは自身を鍛錬し精度を上げるべし、という意図も隠されてはいないか。

 そして今度は、教えた事を再現させてみる。「やらせて見て」。ここで肝要なのは辛抱強くなる事だ。教えた事を10として、そのうち5を再現できるかもしれない。ひょっとしたら、2しか会得していないかもしれないそんな時に怒ったりからかったりすると、相手は萎縮して自信をなくすだろう。。「そうじゃない!何で分からないかなぁ・・・?」なんて嘆いても、本当に嘆きたいのは教わる方である。ひとたび自信を失くしたら、なかなか上達はできないものだ。何事でも急に事が運ぶワケはなく、得てして時間が掛かるもの。上達とは失敗の上に成り立つのだし、いつまでも成果が出ないようなら己の教え方を今一度問い直せば良い。

 そして親父が感銘を受けた「ほめてやらねば」の一文。これが実はなかなか難しい。自分と比べてまだ至らぬ相手の、どこを褒めてやれるものか。それに褒めたら最後、それに付け上がって結局何も変わらないのではないか。そう思ってしまうところだろう。ところがこの「褒める」という行為は、実は強大な動機となって相手のやる気を旺盛にさせるマジックワードなのだ。誰にでも必ず、どこか長点がある。それを見つける目の良さも、上に立つ側には求められる。新しい物に挑戦しようとしている者に、さりげなく激励の言葉を掛ける。それだけで向かう姿勢は桁違いに強くなる。

 俺が高校で野球部に入っていた時、後輩でヤンキーっぽいヤツがいた。彼はなかなかの短気屋で、試合中に誰かがエラーでもしようものなら試合後にリンチされるのではないか、と思わせるような影響力大な男だった。「ちゃんと捕れよ!」「お前のせいで負けるんだよ」 ――。彼は不機嫌になると行動が荒々しくなり、口数も減る。そのまわりに近付く部員はいない。野球というのは典型的なチームスポーツだ。こんな雰囲気がチームにあれば、怖がったり萎縮してしまって試合にならない。結果、また誰かがエラーして、の悪循環にはまる。高校3年生のシーズンは、こうして苦い思い出となってしまった。
 誰だってエラーをしたくてエラーしているワケではない。積極的なプレーによるエラーと消極的なプレーによるエラーでは確かに質が違うし、後者の方がメンタル面に問題があるね、とか言えるだろうけど、トンネルしようが暴投しようが、それはトライしている事には違いない。結果、失敗してしまったとして、どうフォローするか・・・これこそがチームプレイの鉄則である。けなすだけ、非難するだけな姿勢からは何も改善されない。相手を奮起させるためだ、なんてそりゃウソだ。メンバーが多ければ実力もピンからキリなわけで、たとえどんなチーム状態でも試合をするためには9人をグラウンドの上に立たせなければいけない、それが野球である。現状のメンツで、やりくりするしかないのだ。何が大切か―― 失敗した際の、さりげないフォローの言葉である。

 親父の言う「ビジネスの世界」というのも、まさに世界まるごと参加した一種のチームプレイである。痛いほど、この山本五十六の言葉を噛み締める機会があったろう。チームメートの心を掴み、狙い通りに成果を挙げるためには、必要不可欠な人心掌握術。現代の世でもなかなか実行するのが難しいプロセスを、実に山本五十六は60年以上も前に提唱していたのだ。

 今日は語ったな・・・。
Posted at 09:01 | Diary | この記事のURL | Clip!!

間に合ったぜ・・・。 [2005年11月08日(火)]


 昨日のミッション・インポッシブルは無事に完遂でき、実験の手伝いにも男声合唱の練習にも遅れずに参加できた。家に帰ってから滞在時間が15分もなかったけれどね・・・落ち着く暇もなかったな。わざわざスリッパの為だけに帰ったんだからどことなく悲しい。しかも先輩から「無理して取りに帰らなくても良かったかもよ」みたいな趣旨の事を言われ、あぁ俺は無駄な努力をしていたのだろうか、と思ってしまったのさ。

 まぁよいよい。これから気をつけようではないか。
Posted at 23:02 | Diary | この記事のURL | Clip!!

あっ忘れ物・・・ [2005年11月07日(月)]


 今日は2限でバスケットボールの授業があったんだけど、なんかダメだったなぁ〜。ま、こんな日もあるよね。そもそも俺そんなバスケ上手い人ではないしな。たまにシュートが連続して入っちゃったりすると「おっ俺ってソツなくこなす男なんだな♪」なーんて調子に乗るわけで(実際そんな事は思わないけど)、全てがいつも思惑通りに進むわけじゃあございやせん。

 なんて書いてたところで風雲急を告げる。

 いま先輩からメールが来て、今日の先生練の際に用意するはずのスリッパを家に忘れてきた事に気がついた。現在時刻:13:15。日吉から家までは約1時間。そして今日に限っては女声合唱団の先輩の卒論を手伝うための実験が三田キャンパスであり、それが15:40から。それに間に合わせつつ、練習開始の17:30までにスリッパを家から持って行く。可能か?ギリギリな予感・・・。

 さぁゲームの始まりです。

 さながらミッション・インポッシブル。こんなブログを呑気に書いている場合じゃない!一刻も早くここを出なければ。という事で皆様、See you later!


 きっと間に合うさ・・・。
Posted at 13:08 | Diary | この記事のURL | Clip!!
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